※注意点として、「事業会社」と一纏めにしていることをお許しいただきたい。ピンからキリまであることは承知の上で、分かりやすくするために「事業会社」という言葉を使わせていただく。
「事業会社から戦略コンサルへ転職して苦労している話をよく聞くけど、なぜなんだろう?」
「戦コンは大変と聞くが、これまで成果を出してきたし、自分はなんだかんだ大丈夫だろう」
「事業会社とコンサルは何が違うのだろうか?」
「少しでも苦労しないように、できる対策はあるんだろうか?」
悩める事業会社の諸君、カムサハムニダ。
早速だが、こんな感じの疑問や悩みをお持ちではないだろうか?
絶対あるよねッ!
知ってるよ、うん、知ってる。
というのは、これまで我々戦略コンサル内定塾の生徒さんからもこのような質問や悩みを、星の数ほど聞いてきたからだ。
しかしこのような質問はよく聞く一方で、この問いに対して直接的かつリアリティのある回答を提示している情報を見たことがない。(あったらドンドコ教えて欲しい)
そこで、我々戦略コンサル内定塾の使命感に火が付いた・・・
「よし。ねぇんだったら、スタンスを取って、誰かにぶっ刺さる記事を作ってやるで候う」
と。
ただいざ作ろうと思った際に、情報のソースとして、「n数=1」ではただの主観の危険性もある、と気付いた。
「それあなたの感想ですよね?」
と諸君等のひろゆ●にボコボコにされる危険性をはらんでいる。
そのような危険は是非ご免こうむりたいので、この記事の執筆にあたり、3名の事業会社から戦略コンサルに転職した経験をお持ちの方達+αにインタビューを実施させていただいた。
そして、このインタビューに戦略コンサル内定塾メンバーの経験を統合することで、可能な限り「客観性」のある情報を作り上げた。
この記事を分かりやすく例えるならば、
「皆!オラに力をッ!」
と戦略コンサル内定塾が、様々な方の元気(涙?)を集め作り上げた、珠玉の元気玉である!(ドンッ!!!
この熱い元気玉を諸君等に、月に代わってお届けするッ!
さぁ、本論に入る前にイシューまとめておくと、
「事業会社から戦略コンサルに転職した際に感じるギャップは何か?」
「なぜ大半の方が苦労しているのか?」
「苦労を少しでも減らす為には、どのように対策が必要なのか?」
というものになる。
こちらについて、医師であるウサギの医学的見解も含めて、多角的にアプローチし解を導出していく。
さぁ、ドンドコ解説していくぞッ!
【現状】事業会社から戦略コンサル
それではまずは、戦略ファーム内部から見た[現状]を簡単に整理していこう。
戦略コンサルは事業会社からの転職組は多いのか?
こちらの回答は「イエス」だ。
正確な数値をお伝え出来ず恐縮だが、体感として多いということは言える。
「抽象的なワード使わずに定量化しろよッ!戦コンだろうがーーーーー!!!」
とルフィばりに叫ぶのはご遠慮していただければ幸いである。
内定塾の周辺を観察していると、ややざっくりではあるが、中途転職の少なくとも半数以上は事業会社からである。
エリートであっても、バリューを出せずに去っていくことが多い
戦略コンサルには東大、京大出身者がゴロゴロといる。
そして、出身大学だけでなく、当然前職でも大きな成果を出されてきた方ばかりである。いわゆるエース級ってやつである。
戦コンは様々な業界で結果を残してきた人たちが集結している・・・いわばグランドラインのような感じだ。(少し例えが古いか)
にもかかわらず、いわゆる「バリュー」を出せずに苦しむ人を何度も見てきた。
これは「仮説ではなく、ファクトが見えっちゃってる」のである。
諸君も記憶に残っているかと思うが、2015年にある有名企業で働いていた方の訃報が大きなニュースになった。
「何もそこまでしなくても…辛いなら逃げたらいいのに」
と「普通は」思う。
しかし、過剰なストレスがかかっていくと脳の神経細胞が委縮し、脳内伝達物質(ノルアドレナリン等)が低下することで、脳が正常な機能を果たせなくなる・・・要するに、正常な判断を下せなくなっていくのだ。(※内定塾のウサギは医師でもあるので、脳について詳しい)
繰り返しにはなるが、中途で戦略コンサルに入れる人は、事業会社でのエース級の人であることがほとんどである。
そんな方達が「デキる人」のマインドセットで入ってきて、居場所すらないという「現実と理想のギャップ」に直面する。
こういった話を聞いていても、入社前は心のどこかで「流石に0点ではないだろう。悪くても40点くらい取れるのではないか」と思っている。
にもかかわらず、0点を叩き出すと・・・・・・心にくる。そして、大半が初期の段階では0点を叩き出してしまうのである。
そうすると先述のように脳が徐々にやられてくる。そして、最終的に去ってしまう・・・ということが実際に発生しているのである。
繰り返しにはなるが、これは「仮説ではなく、ファクトが見えっちゃってる」のである。
少し誇大な例えかもしれないが、プロサッカーでエースだった人が、プロ音楽家になったような・・・そんな状況だと想像すると良いだろう。
【課題】事業会社から戦略コンサル転職で苦労する5つの理由≒事業会社とコンサルの違い
今回の記事で最もバリューがあるのは、このパートである。
これまで暗黙知のようにされてきた、「なぜ苦労するのか?」という部分を、内定塾がこれまでの100名以上の内定塾アルムナイや、3名のインタビュアーの方へのデプスインタビュー、メンバーの経験を踏まえて、捻り出し、一つの解を出した。
さぁ、心して刮目せよッ!!!
①頭の構造が異なる
これが他の全てを引き起こす、最大の要因と見ている。
頭の構造が異なるとはどういうことか?
頭の構造とは、遺伝や地頭とか言っているのでない。
後天的な「構造化する力」「ロジックを組む力」のことである。
別の言葉で言えば、「戦略コンサルタントの思考回路」とも言える。
何を言っているのか理解できないかもしれないが、構造化したコミュニケーションができなければ、他の人の言っていることが分からない。そして、自分が伝えたいことが他の人に伝わらない。
この状態を、「構造が見えない状態」と我々は言っている。
この状況になると、他の人と同じアウトプットを出せない。なぜなら、アウトプットとはインプットが前提にあって生み出されるからだ。「構造が見えない」状態ではインプットもままならないのだ。
この背景として、事業会社では、「構造化して考える」ということがそもそも習慣として存在していないことが影響している。
MECE、So what、Why soの論証の形で考えることになれていなかった。事業会社でも課題には取り組むが、いろんなアイデアをブレスト的に構造化せずに、色んなことを議論した上で、決裁者が決めていくという世界であった。一方で自分は理系出身であったので、ロジカルな頭の使い方をしていると思っていた。しかし、戦略コンサルに入社して自分のロジカルシンキングは全然レベルの低いロジカルシンキングであったと痛感させられた。
Tさん
今事業会社に戻っているが、再度外からコンサルを見てみると「論証のプロ」に見える。今になってコンサルの価値は、絶対に崩せないロジックを組むことだったんだろうなと思う。どんな反論も跳ね返すことができる状態を構築できる、そんな盤石な人がコンサルなのではないか・・・と今は思う。逆に言えば、それを実現するためには、並々ならぬレベルの論理の構築をできるようになっていかなければいけないでしょう。
具体例の一つとして、事業会社ではパワーポイント一つとっても「メッセージがない」、つまりSo Whatのないスライドを作っているケースが多い。頭の構造がスライドの構成に現れているのである。Tさんはコンサルに行く前は、「プレゼンはこんな感じで大丈夫」と思ってしまっていた。
②「詰め」の文化
「詰め」という言葉は、この記事を読まれている優秀な諸君であれば、すでに聞いたことがあるのではないだろうか?
しかし、
「詰めってなんだかよく分からないわ」
「詰めって要は論理的に指摘を受けることだよね?」
「まぁ、自分は大丈夫じゃないかな」
と捉えていないだろうか?
マズイ、非常にマズイ。
「コンサルの詰めをなめるなよーーーーっ!!!!!!」
と私の中のベ●ータが、今にもファイナルフラッシュを放ちそうな勢いで、叫んでいる。
「詰め」とは、基本的には「ひたすら、論理の破綻であったり、できていないことを追求される」ことである。こちらの定義で分かるように、「感情面・人間性」への攻撃は基本的にはない。
ここが肝である。
「感情面・人間性」への攻撃がないと聞くと、
「まぁ正論なわけだし、大丈夫でしょう。そりゃあ悪いことしたら怒られるし」と思っちゃうのである。(私も過去に思っちゃったのである)
しかし、先述したスピード感と人間関係の中で、過度の身体的・精神的プレッシャーがかかっている中で、繰り返し詰めを受けると、普通の人間は耐えられない。
大事な事なのでもう一度言おう。
「普通の人間は耐えられない」
のである。
ゆえに、ExcelやPowerPointという事業会社の方がイメージするコンサルスキルも重要ではあるのだが、「普通の人間から抜けだす方法≒防御力の話」というのが重要になる。(なので後ほど「防御力の話」はしっかりさせていただく)
そもそもなぜ詰めるのか?
こちらについても、内定塾なりの考察をさせていただく。(この考察をしている人はほとんどいないのではないかと思う)
次の3つの要因により、発生していると想定している。
①頭の構造が異なる(ロジカルモンスター:通称ロジモン)
②プロフェッショナリズムを求めている
③そもそもの人間性(ローコンテクスト)
それぞれ詳細に見ていこう。
①頭の構造が異なる(ロジカルモンスター:通称ロジモン)
これは先述した話しではなるが、要するに「見えている世界が異なる」ので、上司はあなたと話す際に
「そもそも何言っているか分からない」
「こいつはなぜこんな訳の分からないことを言っているんだ?」
「論点がズレている、全然大事なところを押さえられていない」
といった状態となり、瞬間湯沸かし気のように沸騰している可能性がある。
また、常に徹底的なロジカルさを追求して仕事をしているので、「ロジックの違和感があれば追求せずにはいられない」という理由もある。
余談だが、このようなロジモンは、プライベートで支障を来している人が多い。
ねぇねぇ、パンダ君って何のアイスが好きなのー??
それってどういう前提の元聞いてる?
前提条件によって答え変わってくるよね?
例えばさ、冬なのか夏なのかっていう前提で好きなアイスって変わるんじゃないかな?
・・・
②プロフェッショナリズムを求めている
戦略コンサルタントはよく「プロフェッショナル」という言葉を使う。
戦略コンサルタントは、資格業ではない。自らの頭脳が売り物である。
クライアントに対して、その頭脳によって生み出された「アウトプット」を提供するのが仕事である。そして、そのアウトプットに対するフィーは数カ月のプロジェクトで数千万~数億円となっている。
お客さんから超高額なフィーをもらっているので、当然上司はクライアントからそれに対するプロフェッショナリズムを求められている。そして、上司は当然それを下の者にも求めているし、クライアントもあなたに対して求めているのだ。
マネージャーがクライアントへの報告責任を持っているので、あなたはマネージャーの期待値に応えなければいけない。答えられなければプロフェッショナリズムが足りていないわけなので、詰めが待っているというわけだ。
そもそもの人間性(ローコンテクスト)
あなたはローコンテクストという言葉を知っているだろうか?
あまり馴染みのない言葉かと思う。
簡単に言えば、夏目ちゃんの「月が綺麗ですね」を
月が綺麗なんすね
とだけ捉えるタイプのことである。
諸君等も国語の授業で習ったかと思うが、これは月が綺麗と言いつつ、「愛してるぜベイベー」的なニュアンスが裏に隠れているわけだが、このニュアンスを察するのが「ハイコンテクスト」だ。
ローコンテクストは、人の感情の機微を読み取る能力が低い傾向がある。その結果、
「駄目よシン●君!これ以上言ったら、その子会社に戻れなくなるッ!」
と周りが思う状況でも、ドンドコ言い過ぎちゃったりするのである。
なかなかのローコンになると、ビデオチャットの画面がONであろうと、OFFであろうと取得する情報量が変わらない(らしい)
恐ろしい「詰めによるネガティブループ」
世にも怖ろしい現象をこの項の最後にご紹介しよう。
・報告をする
・詰められる
・「なんだよ、頑張ったのに」となる
・報告をする
・詰められる
・落ち込む
・報告
・詰め
・自分は「無能」だと思う
・びくびくし始める
・報告
・詰め
・・・
最終段階まで来ると、とんでもないロジカルシンキングを発揮する人が多発する。
自分は無能である→ゆえに、今回のミスが発生している
自分は無能である→ゆえに、マネージャーが詰めるのは当然である
怖ろしい演繹法が爆誕する。
スピードが重要と考える→速くアウトプットを出す必要→速く出す→低レベルなアウトプット→詰め
完成させることに重きを置いて、上記のネガティブループになる。最初はこれがよくあった。
Mさん
長くなったが、「事業会社では起こりえなかったことが起こる」と認識しておくと良い。
③スピート感
全速力で疾走する飛行機の翼にしがみついているようなもの
「私がマッキンゼーをやめた理由」石井てる美
クライアントとのミーティングは通常週1、2回行われています。そうしますと、中1日2日の間に、前のミーティングとの大きな差分を出していかないといけません。もともとスコープとしていたタスクを進めることのほかに、前回のミーティングでクライアントからリクエストのあったことも含めて短期間でまとめていかなければいけません。そうしますと少ないメンバーの中(3~5人程度が多い)で手分けをして調査をし、スライド化していくということが短期で必要になり、その結果1日に何度もチームミーティングがあったり、それに向けて数時間で成果を出していかなければいけないという点がかなり体力的精神的に厳しいところです。イメージとして事業会社では1週間かけてやって良かったことが2、3時間でやらなければいけない感じです。そのスピード感がなかなか慣れないという声が周りでも多いです。
この結末として、ワークライフバランスが保ちにくいということが重要な気がします。すなわち、平日も仕事が終わるまでは休むことができず、土日も仕事をしなければいけない事もよくあります。また、短い期間の中でどのように進めていくか常に頭で考えておかなければならず、オフの時も頭の中に仕事が残ってしまうという声もよく聞きます。私の場合には前職が直接的なクライアント商売ではなかったため、自分で日々の生活リズムがコントロールできないというストレスは特に感じやすいところでした。
Oさん
これに付随するワークライフバランスは問題点ですね。人によってはさほど重要ではない、それよりも仕事のダイナミックさや給料、外資系トップファームの肩書が大事という方も一定数おり、そういう方が長くコンサルティングファームに勤めてパートナーになっていくイメージ。日々の忙しさで、一歩引いた目で見れば世間的にすごく大きなクライアントの大事なプロジェクトに関わっているにもかかわらず、そのやりがいを感じることができていないと言う人が多い。
戦略コンサルのしんどさは「労働時間」という指標で他の業界と比較しても意味をなさない。いわゆるアッポートゥーアッポー※の比較ができていないのだ。(※Apple to Apple)
戦略コンサルでは仮に事業会社と同じ時間働いていても、時間の「密度」が異なる。つまり先述のようにスピード感が異なるということを強く認識しておくことを推奨する。
「俺、無限に働けるし大丈夫だろう」
と考えるのはかなり危険サインである。
また、スピードと聞くと、パワポ、Excel等の作業スピードを想像するかと思うが、以下を見て欲しい。
パワポ、Excelを高速で処理する必要があるのは、考えることに時間を使えるから
戦略ファーム シニア・マネージャー
そう、「考える」というのが最も重要なプロセスなのである。
アウトプットの質は以下の式から算出できる。
[アウトプットの質]=[考える技術]×[作業技術]
考える技術がゼロに近付けば、アウトプットは当然ゴミとなる。
[考える技術]と[作業技術]の両方が足りないと・・・考えるだけでも西野カナしそうである。
④人間関係
事業会社では通常、数年に一度異動があるのに対して、コンサルティングプロジェクトは平均すると3ヶ月で新しいケースへ、つまりメンバーが変わります。合わなかったときにメリットもあるかと思いますが、全体的は傾向としては、わざわざあまり深く付き合わない、ドライでいいという人間心理が生まれやすいです。その結果、事業会社の時のような長期にわたる人間関係ができにくく、常にビジネスライクな関係を続けていくようなイメージになります。(全員が敬語を使っています)加えて、業界の特徴としてローコンテクスト(※表情・声色等のノンバーバルな情報から感情を読み取らない傾向)の方も多く、細やかなケアをしてくれる事はあまり期待できません。その結果、疎外感、孤独感なども、知り合いが少ないはじめの頃は特に感じやすくなると思います。それまで事業会社で、人間関係を自分自身のアセットとしてやってきた方にとっては、それがゼロクリアになるため、その点はそういうものだという覚悟と、職場以外の人間関係の継続や構築が必要な気がします。
Oさん
パーソナリティはほぼ気にしていない
現役戦略コンサルSさん
事業会社の方は驚く方もいるかもしれないが、コンサルの内部ミーティングは基本的に画面はOFFである。
詰められている時に、画面のアイコンが詰めに合わせてドゥンドゥンとリズムよく動くのは、軽く笑える(いや笑えない)
ある方は、「事業会社では笑うことがあったが、戦略コンサルにいた1年では一度も笑ったことがない」とおっしゃっていた。
これは余談だが、戦略内定塾メンバーは空き時間にYouTubeでお笑いを見るメンバーが多い。おそらくこれは、生存本能として「笑い」を身体が求めているのだと推察している。(後述するが、「オキシトシン」というホルモンを出そうとしているのだろう)
⑤成果主義(バリュー)
事業会社のように、結果よりもプロセス、汗のかいた量を重視してくれる事は期待できません。クライアントに対してインパクトが出せなければ、どのような努力をしても、残業をしても、評価は受けられない点はシビアなところです。こんなに頑張ったのに「ありがとう」の1つも言われないということもよくあることだと思います。(それどころか、「詰め」が待っているケースが多い)コンサルティングはスキルであり、一定期間をかけて身に付けていくものだとよく言われます。事業会社のときに身に付けた知識は役に立ちますが、知識だけでは同じ知識を持ったクライアントにはインパクトは出せず、一定のフレームワークや考え方、コンサルティングプロジェクトの中での経験値、などを用いて、クライアントが思いつかない新しいアイディアや価値を提供していく必要があります。このベースが転職時にはないため、どうしても年齢関係なく先にファームに入った方のほうが優秀に見えて劣等感を感じやすいというのはあると思います。この点は気にするなと言われます。ただ、戦略コンサルティングファームに転職される方は、もともと前職で評価されていた方が多く、急にチームで一番できない人に成り代わるため、約1年間は大変だという声が多いです。
Oさん
「精一杯やったことを全否定される」というのは、なかなか経験しないことだろう。特に知的生産活動において全否定を食らうと、「自分の使った時間全てが無になった」という感覚を痛烈に味わう。これは本当にきつい。
どれくらいキツイかと言うと、サウナで
よしそろそろ出るか
アウフグースしまぁぁぁああーーーーす!
となった時くらいキツイ。
事業会社と戦略コンサルでは求められるもの、評価されるものが異なる。例えば事業会社においては、人当たりの良さや、関係ない部署をまとめていく力とか、そういうものをまとめて評価される傾向がある。頭脳だけが評価対象ではない。
礼儀も 身なりも 勤勉さも 品位も ボクはキミに求めない
要求は一つだ
圧倒的な「実力」を示せ
行儀のいい無能ならいらん
鳴海隊長 ー「怪獣8号」5巻39話
少し語弊があるかもしれないが、戦略コンサルは、ある種人間性などどうでもよく、純粋な頭脳を求められる。
古き良き日本の会社では、礼儀、身なり、勤勉さ、品の良さなど、ある種仕事と関係ないと思える部分も多分に求められる。他にも「相手の頑張りを認めてあげる姿勢」であったりとかである。
Tさん
少し話が逸れるが、鋭い読者の諸君はお気付きかと思うが、逆にコンサルから事業会社に行った場合に評価されない可能性があるとも言える。こちらは実際にネット上でも結構言われている話である。
コンサルの人が事業会社において、コンサル内部と同じようなコミュニケーションを取ると危険だと容易に想像できる。
ちなみに、我々のスタンスとしては、どちらが正解というわけではなく、それぞれがプロフェッショナルな領域があるわけなので、それぞれに最適化された形で生きていくのが良いことだと思っている。
【打ち手】苦労を減らす為にできる対策
さて、これまでは「なぜ苦労するのか」という要因を分析してきた。
次に、その要因を少しでも減らしていくべく、「対策」という点に焦点を当てて解説していこう。
「要因見て、ひよってるやついるーーー???」
「いねぇよなぁ!!!」
・・・・・
いや、ひよっていることだろう。そして、一旦ひよることを推奨する。
というのは、悪い想定をしておけば仮に多少悪いことがあっても「まぁ想定していたよりはマシか」となるからである。
常にダウンサイドケースを想定しておくことは、戦略的思考として重要だろう。
ただし、ひよってくれた諸君よ安心してくれたまえ。今から「構造化」して対策をお伝えしていく。
まずは以下を見て欲しい。
①攻撃力(アウトプットの質)=[考える技術]×[作業技術]
②防御力(メンタル)=[回避力]+[耐久力]
③回復アイテム
ドラゴン●エストをやりたくなったって?
対策というのは、攻撃力を上げるか、防御力を上げるか、回復アイテムを持っておく、の3つしかない。
そして、3つの要素がさらに分解できるので、それぞれの要素を上げることを考えていけば良い。
よくある失敗は、攻撃力だけに着目することなので、諸君等はきちんと防御力と回復アイテムも忘れずに強化していただきたい。
全ての要素に影響を与えるもの
想定とのギャップを減らすために戦略コンサルについて理解を深めておく
そもそもほとんどの人は、「戦略コンサルティングとは何か」ということや「何が事業会社と違うのか」という点の理解が浅い状態にある。
「入らなければコンサルの事は分からない」
という人も多くいるが、同時に
「そんなこと言わないで教えてくれよ・・・」
と思った人も何人もいることだろう。
我々の意見としては、戦略コンサルという仕事の理解度を高めておくことは有用だと考えている。
この点の理解度が高ければ高い程、全てのドライバーを上げていきやすい。
ここまでの解説により、「事業会社とコンサルの違い」についての理解は深まったはずである。あとは、以下の書籍等を読んで戦略コンサルティングについて理解を深めておくと良い。
キーワードは「プロフェッショナリズム」だ。これらを読んで、「戦略コンサルタントのプロフェッショナリズムとは?」という問いにクリアに回答できるようになっていればミッションクリアだ。
①攻撃力を上げる
攻撃力は、先述のように[考える技術]と[作業技術]の2つに分けられる。ゆえに、それぞれについて解説を進めていく。
[考える技術]
ロジカルシンキング・構造化を鍛える
先述のように、これができていないと現役コンサルと同じ世界を見ることができない。
同じ世界を見ることができないと、会話ができず適切な意思疎通ができない。
構造化されたものを、「こういう構造化ね」と理解できて、かつ自分で構造化できる状態にしないといけない。
ロジカルシンキング・構造化は半永久的に向上させていくものなので、完成といったものはない。しかし入社時には一定のレベルにしておかないと、大きな苦労が待っている。
以下の書籍を理解し、一定レベルで実践できることを目指していこう。
・考える技術・書く技術
・具体⇆抽象トレーニング
・論点思考
・超・箇条書き
・ロジカルシンキング練習帳
・実践型クリティカルシンキング
また、当たり前ではあるが、wordは「箇条書き」機能を活用し、インテンドを使いながら構造化するようにしよう。
「当たり前だ―ーーーーーー!!!」
と、読者の諸君が麦わらの何とかばりに叫んでくれていると期待している。
伝える力・話す力
この力のベースはロジカルシンキング・構造化である。
一方でロジカルシンキング・構造化力があっても、それをスピーディーに意思疎通していいかなければ宝の持ち腐れである。頭の中で構造化したことを、「話す」という形でアウトプットできる必要がある。
こちらは、普段から構造化して話す習慣付けを行うことが有用である。
あるマッキンゼーのコンサルタントは、何か理由を言うときには、理由がないにも関わらず「理由が3つあります」と最初に宣言し、高速で頭を回転させて3つ作り出すそうだ。
例えるならば、野球の素振りと同様だと思っていただくと良いだろう。
ちなみに入社すれば、周りは全員構造化された話し方をしているので
「あたしゃびっくりしたよ」
と諸君らのちび●る子ちゃんがこんにちわすること間違いなしである。
また伝える際には「ファクト」にこだわろう。「数字、事実」に徹底的にこだわること。「解釈」と「ファクト」はしっかり分けよう。
安易にファクトベースではない主張をしようものなら、バッサリ一刀両断にされる。
[作業技術]
ワークプランニングの習慣付け
こちらのワークプランニングというのが、先述のスピードを可能にしている一つのスキルである。
ワークプランニングについては、外資系戦略コンサルティングファームのATカーニーさんが非常に分かりやすくまとめてくださっているので、我々が解説するのは野暮である。
以下を参照してみていただきたい。
ワークプランニング~コンサルティング業務に不可欠な最適資源配分【Kearney流仕事術】#10
また別途、内定塾としてのTipsも一部記載しておく。
ワークプランニングの段階で、「これ、無理やん」と判断できたら、マネージャーにアラートを上げよう。
無理ではないが、「いやぁ、、、これきついなぁ」と思った場合は、以下の2パターンが使える。
「肝はここっすよね?ここだけは外せないですよね?」
という伝え方をして、ワークを減らしに行く。
「これ分かんないんすよねぇ…」
と全てを分からない振りをして、ポイントを教えてもらいにいく。(可愛げを出すのがポイント。可愛げがないと・・・詰められるだろう)
期待値コントロール
コンサルは期待値コントロールのプロにならなければいけない。
これは全員に推奨できる術ではないが、入社当初のサバイブ術として、「明らかに分かってない感を出しておく」というものがある。
どれだけ分かっていても、分からないふりをしておくのだ。つまり、マネージャーの期待値を下げておくのだ。そう、「有能な鷹は爪を隠す」のである(?)
マネージャーへの期待値コントロールは重要です。勝手にマネージャーの期待値を上げてしまって、自分が付いていけなくなるということが、入社当初は多発してしまっていました 。
具体的には、Beyond Expectation精神で夜中まで残業してぎりぎりアウトプットを出しながらも、表向きは「意外と何とかなりましたね」(涼しい顔をしながら)を演じることで、マネージャーの期待値が勝手に上がっていった。土日フルスロットルでカバーしないと追い付かない絶望的なワークボリュームに膨れ上がっていき、アウトプットの質がおのずと下がっていくことでマネージャー評価がダダ下がり、追い込まれていく負けパターンを繰り返していた。
Mさん
アクションプランとしては、プロジェクト序盤は仮に理解していても「分かってないですアピール」をジャブのように繰り出し、評価の発射台を下げておく。後から「意外とイケるじゃん」(マネージャー)となったほうがいういい流れを作れるし、心の余裕にもつながる。
思考を避けて作業に突入すると炎上確定
自分の作業は何の問いと仮説に基づくものなのか?がふわっとしており、その後の作業が全てズレる、情報洪水に溺れ続けて疲弊する、みたいなことがよくあった。
また、「ちょっとこのロジックはおかしいかな?」と感じた際に、「いやいや、おかしくないぞ」と思い込む or 気付いていないフリをした際は、大体後から突っ込まれ、大きな手戻りを引き起こすこととなった。
Mさん
対策としてのアクションプランは、「解くべき問いや仮説を明確化し、どのように検証をするか?」を必ず言語化してテキストに起こし、その後自分が横道に逸れていかないようコントロールする。作業過程で気づいた違和感については目をそらさず必ず言語化し、後から確認するToDOに組み込むことだ。
Excel、パワポスキルを鍛える
これを鍛えておくことで、[考える]という部分に時間をさけるようになるので。
Excelは書店に行って、かたっぱしからやっていく。Excelに関してはどれだけやっていても、損にならない。
パワポに付いては、経産省であったり戦略コンサルの作成した資料が落ちているので、それらをショートカットを活用しながら写経しよう。
スライドライティングの時に、黄色のタグで答えるべき問いを言語化して、メッセージはそれに紐づくものとし、ボディもそれに沿って記載する。問い⇆メッセージの関係を確認する。
Mさん
コンサルの議事録を書けるように鍛える
これは、[考える技術]がベースとして必要となる。
構造化、ロジックを理解していなければ、コンサル水準の議事録を作成することはできない。
「自己研鑽の呼吸」を身に付ける
息を吸うように自己研鑽をする。
戦略コンサルタントは基本的に全員が息を吸うように自己研鑽している。諸君も鬼滅の刃を読んで、呼吸を学ぼう。
②防御力を上げる
当たり前ではなるが、メンタルダメージを受けるプロセスとして、「攻撃を受ける→食らう→ダメージを受ける」というプロセスに分けられる。
ゆえに、[回避]と[耐久]という概念が出てくる。それぞれ解説してゆく。
[回避力]
耐久力を高めることも重要だが、
「そもそも攻撃を食らわないことができないか?」
「攻撃を受けても、身体をひねって避けられないか?」
というのが回避力のコンセプトである。
そういえば、モンスターファームでピクシーの回避能力高過ぎて、全然攻撃当たらなかったなぁ…。
話を戻そう!
大きく2つ方法がある。
①そもそも攻撃を出させない
・こいつを詰め過ぎたらマズいと、本能的に感じさせる無言の圧力を時々出す
②身体をひねって避ける
・詰めてきたら、牙を剥く(※最初からはしないように注意)
・アラートを上げる
[耐久力]
「レジリエンス」とも言う。攻撃を食らっても受けるダメージを減らすというのが、耐久力のコンセプトである。
例えば私はサウナが大好きなのだが、サウナで整った直後は何でも許せる自信がある。これが耐久力の高い状態だ。
戦略コンサル入職の目的を明確にしておく
やはりコンサルティングファームは目的ではなく手段であると言う声が多かったことが興味深かったです。これまで事業会社でその業界の色がついてしまったものを1 、2年でクレンジングする、市場価値を高めて、違う業界や違う職種にチャレンジをするための修行の場と考えている方が多かったです。という意味では、ネガティブな側面も、裏を返せばスキルアップと市場価値のための修行と考えてその次の人生を充実するための通過点と考えられるとは思いますね。
Oさん
テストであったり、短距離走と同じ理屈だが、ゴールが分かっていれば辛い状況も耐えられるものだ。
「鈍感力」を鍛える
人と比較したりせず、なりふり構わず進められる強さが重要だと痛感した。
Tさん
これは簡単には身に付かないが、遺伝的という先天的なものではなく、ある種ビジネススキルとして磨いていくことができる。(と内定塾メンバーは考えている)
「めっちゃ詰められたんだがwwwマジ草www・・・まぁでも、この点は改善していかないといけないな」
このような「ポジティブな自責思考」を持てるようになると良い。
「心にギャルを宿す」
これが重要(?)
過酷な状況でも、笑い飛ばせるようなポジティブさは必要である。
こちらについては、以下の書籍が参考になる。
「こんな成長余地があるなんて、面白くてしょうがない。」
「積み上げたら成長できるならこんな良いことはない。」
といった圧倒的M力を鍛えていこう。
一つでも何か武器を作っておく
とにかくExcelをやり続けた。その結果Excelが得意というイメージを持たれ、そこを任されることが多くなった。その結果、他がどれだけ駄目でも、Excelに関しては自分がバリューを出せていると心の安定を保つことができた。
元戦略コンサルアナリスト Yさん
何か一つでも「こいつにはXXXなら任せられる」というものがあると、プロジェクトの中で「自分の居場所を作る」ということができる。
1つでも「バリュー」が出せる領域があるという事実が、他がどれだけダメだろうと自分を精神的に守ってくれる。
転職市場にオープンマインド!
「私には彼しかいないの!」
「俺には彼女しかいないんだ!」
という非モテコミットを発揮してはいけない。
常に2の手3の手を持っているのが戦略コンサルタントである。
戦略コンサルに対する期待値を下げておく
議事録であったり、ロジ、地味な仕事が多いことを覚悟しておく。泥臭い仕事であることを理解しておく
③回復アイテムを用意しておく
最後は、「回復」ということについてお伝えしていこう。
何となく自己流で回復している人が多いかと思うが、ここでは「戦略的回復」を解説していく。
そもそも回復とは何か?
どこにアプローチしているのか?
回復させようとしているのは、「脳」である。
脳を回復させるにはどうすれば良いのか?
答えは、医学的にアプローチすることだ。
医学的にアプロ―チするというのは、
適切に「脳内伝達物質」を出したり、
脳の「興奮・抑制」をコントロールすることである。
(※脳については完全に解明されおらず、分からない点も多い)
脳内伝達物質とは、いくつもある為、ここでは回復に置いて特に重要なものを取り上げる。
・セロトニン
・メラトニン
・ノルアドレナリン
・オキシトシン
それぞれについて解説しよう。
セロトニン
セロトニンとはうつ病患者において低下していることが判明している脳内伝達物質である。なので、うつ病治療の主役は「SSRI、SNRI」と呼ばれる種類の薬で、これはセロトニンを正常化させる作用を持つ薬である。
ここから言えるのは、セロトニンが低下すると、うつ様症状となり、打たれ弱くなるということだ。
セロトニンを出す打ち手は以下2つ。
①朝散歩(15~30分)
②良い食生活(腸内環境を整える):セロトニンの90%は腸で生成されると言われている
朝散歩は私も毎日実践している。15~20分タイマーをセットして近所を歩く。ちなみに、顔も洗わず起きたらまず散歩している。
身体に悪い食べ物を食べていると、「腸内細菌叢(プロバイオティクス)」のバランスが崩れてしまう。そうなると、セロトニンの産生量が減少する。身体に良い食生活を心がけよう。
メラトニン
メラトニンは、一言で言えば「良い睡眠を取る為の脳内伝達物質」と言える。
具体的には、太陽光が目に入ってから14〜16時間後に分泌され、自然な眠りを促す働きがある。入眠を良くするだけでなく、睡眠の質を高める作用も持っている。
戦略的にメラトニンを出すことで、良い睡眠を得ることができる。
一方で深夜までの業務が決まっている日にはメラトニンを出さない方が良いだろう。
ノルアドレナリン
ノルアドレナリンはこちらもうつ病患者において低下していることが判明している脳内伝達物質である。うつ病の主力の治療薬である「SNRI」は略さずに記載すると
「Serotonin Noradrenaline Reuptake Inhibitor」
内定塾読者の賢い諸君はもうお気付きかな?
そう、これはセロトニンとノルアドレナリンを増やしてくれる薬なのである。
ノルアドレナリンが落ちると、いわゆる「脳が回転しなくなる」「頭が回らなくなる」という現象が発生する。医学的にはこれを「制止」と呼ぶ。
ノルアドレナリンは、セロトニンと同じく良い食生活をすることで維持できる。食事は本当に大事だ。ファストフードばかり食べていてはいけない。
オキシトシン
オキシトシンは母乳を分泌させるホルモンとして、医学生は学ぶ。
「ほな、わし関係ないやないかいッ!」
と厳しいツッコミをするのは少し待っていただきたい。
オキシトシンとは別名「幸せホルモン」とも呼ばれ、別の作用も持っているのだ。
一言で言えば、「ストレス耐性を上げる(レジリエンスを高める)」という作用だ。
つまりオキシトシンの分泌を増やすことができれば、打たれ強くなることができるということだ。どれだけ詰められても大丈夫!!
ではどうやって分泌させるのか?
基本的に「人と触れ合う、コミュニケーションを取る」ということがポイントとなる。
具体的には、以下のようなアプローチが挙げられる。
・ハグをする
・男女でイチャイチャパラダイスする
・マッサージを受ける
・鍼
・お笑いを見る
・ペットとイチャイチャパラダイスする
ほんまかいな
とクリティカルシンカーの皆さんに、選択肢の一つであるマッサージが有効であるというエビデンスを一つ提示しよう。
皮膚科医ベラ・モーレン等の2012年発表の論文によれば、
背中上部にマッサージを受けた被験者と、15分間休んだだけの被験者の血中オキシトシン濃度を比較したところ、マッサージを受けた方が有意に高かった
Vera Morhenn, et al. Massage increases oxytocin and reduces adrenocorticotropin hormone in humans.
Altern Ther Health Med. 2012 Nov-Dec;18(6):11-8.
面白いことに、戦略コンサルの方の中にはマッサージや鍼で疲れを取りに行く人が結構いる。これは医学的にアプローチしたわけではなく、本能的に選択している辺りが実に面白い。本能というのは重要といえそうだ。
また同様に、「お笑い」を見る戦略コンサルの方も一定数おり、本能的に「オキシトシン」を求めているのではなかろうか。
脳の興奮と抑制のコントロール
こちらは要するに「瞑想」を取り入れなさいという話だ。
瞑想というのは、医学的に「前頭葉と呼ばれる部分を強化し、扁桃体の興奮を制御する力が高まる」と分かってきている。
扁桃体というのは、恐怖や不安と強く関係している脳の部位だ。
つまり、扁桃体の過敏性が高まると、ちょっとしたことで「恐怖」「不安」を感じやすくなる。何度も詰められていくと、この扁桃体の過敏性が高まり、過剰に恐怖や不安を感じてしまうのだ。
では、扁桃体の過敏性を下げるにはどうすれば良いか?
答えは先程述べた通り、瞑想である。
瞑想以外では、睡眠、運動が有効である。
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我々戦略コンサル内定塾では、「事業会社から戦略コンサルへ転職して苦労されている」という話をよく聞く。
今回、その原因は何なのかを論理的に整理し、明らかにするという困難な試みにアタックしてみた。
「自分はなんだかんだ大丈夫」と根拠のない自信を思っている諸君よ、戦略コンサルに入るのであれば、「本当に大丈夫か?」とクリティカルシンキングを実施し、大丈夫じゃなかったダウンサイドのケースを想定しておくようにして欲しい。
この記事が、諸君等の良い選択と戦略コンサル入職に向けた対策となることを切に願う。
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と心配してくれる心優しい方がいるが、
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