【プロフィール】外資戦略コンサルへの挑戦(埼玉の逆襲)

面接開始前

親愛なる読者の皆さま、ごきげんよう。

このブログでは、外資戦略コンサルTOP3(マッキンゼー、ボストンコンサルティンググループ、ベインアンドカンパニー)の一つに中途入社した著者が内定獲得までの戦略をご紹介する。

自己紹介と本ブログの目的

まずは簡単に自己紹介させていただく。

小職はネット上では「パンダ」という恥ずかしいハンドルネームで活動しているサラリーマンで、これまで新卒で入社した日系企業から外資経営戦略コンサルへの転職活動を行ってきた。

転職前、外資戦略コンサルティングファームは、私が尊敬する「ムーギー・キム」師匠のような地頭の良いグローバル・エリートばかりが集まる環境だと考えていた。

そのため、自分のような埼玉出身者が飛び込んだところで、

「君の資料、2流だよね?というか3流だよね?埼玉出身だからかな?」

みたいな嫌味を言われるだけではないか?いう懸念で、脳漿がさく裂しそうになる夜もあった。

しかし、一度きりの人生なので

部門最適になりがちなプロジェクトではなく、CEO直轄のアジェンダで全社観点で見ても本当にお客様のためになると心から納得できる仕事に取り組みたい!

将来的には、逆境からチャレンジする多くの人を支援できるような影響力のある人間になりたい!

といった想いから、転職活動に踏み切りきることにした。

転職当初、たとえ私のように地頭が悪くても、徹底した事前対策と圧倒的なケース面接数をこなし、面接を受けまくることで、クリリンの気円斬がフリーザにあたることもあるんじゃないの?というドラゴンボール的な仮説を持っていた。

「地頭が悪くても」という点の補足であるが、私は大学に半分程度しか進学しない地元の公立高校出身で、高校2年生の段階で進研模試で偏差値45、駿台模試を受けた日には偏差値35程度の学力であった。

母校から50年間以上東大合格者が出ていない状況だったのだが、当時「ドラゴン桜」が流行っていたこともあり、「死ぬほど勉強すれば、東大でも意外と受かっちゃうんじゃないの?」というアホな勘違いで、高校2年生のある日を境に急に勉強に打ち込むようになった。

宅浪を経て、ガリ勉をかまして学力は伸びていったものの、結局東大には合格できず、早慶の理工系学部に進学することになった。

宅浪時代は家や図書館だと眠くなるので、自宅から2分のところにある「すき家」にこもり、コーヒー1杯で1日16時間程度受験勉強をするという作戦をとっていた。

コーヒー1杯しか頼まず、昼食と夕食は家に食べに帰るため、決して牛丼を頼まなかった私をいつも温かく迎え入れてくれた店員さんには今も全く頭が上がらない。

もし東大に受かっていたら、ゼンショーに乗り込んで、「なんで私がすき家から東大に!?」、「河合塾でも駿台でもない。そうだ、すき家、行こう」というキャッチコピーをもって、全国の某四○学院の広告をジャックしませんか?という提案をする予定だったのだが、夢と散った。

この「すき屋」という私にとっての「予備校」でもあり「精神と時の部屋」とも言える場所で身に着けた「下克上精神」が自分の今の唯一の強みとなっている。

大学時代は宅浪時代に身についた努力の習慣を基に、学問・研究・NPO団体活動などに精力的に取り組む「意識高い系学生」であったため、

「逆に、企業側から私にドンドコ面談を申し込んでくるのではないか?」

「面接を受ける前に幹部候補生内定者祝いのような形でハワイに軟禁されてしまうのではないか?」

という心配をしていたのだが、現実は甘くなかった(笑)

戦略コンサルの書類or筆記試験に悉く落ちてしまい、そもそも戦略コンサルの入り口にすら立てない状態であったが、その次に志望度が高かった日系企業に縁あり入社した。

そこでの仕事は非常に刺激的で楽しく、希望する海外駐在のポジションを与えてもらったりと満足度は高かった一方、上で述べた「埼玉から、挑戦したい」という想いが強くなってきたため、戦略コンサルへの転職に挑むことにした。

そして、「質より量」をモットーに、自らを実験台として転職活動に取り組んだ結果、戦略コンサルは高い壁ではあるが、努力次第で超えられない壁ではないことを検証することができた。

したがって、このブログでは

・地頭や学歴には自信がないが、それでも戦略コンサルファームを目指したい

・新卒時の就活ではうまくいかなかったが、中途で再挑戦したい

・日系企業から戦略コンサルファームを目指したい

・地頭には自信がないが、圧倒的な努力をする準備はある

・埼玉から挑戦したい

といった方を全力で後方支援できるようなコンテンツを記載していきたい。

転職時に受けた企業群

先ほども述べた通り、私の地頭で戦略コンサルの選考を突破するには、徹底した事前対策と圧倒的な面接の場数を踏むことが必要だと考えた。

今後の記事で具体的にどのような戦略で対策に取り組んだかはご説明するが、具体的には以下のようなファームに出願し、70回以上の面接をし、結果として10社程度から内定を獲得することができた。

マッキンゼー・アンド・カンパニー

ボストンコンサルティンググループ

ベイン・アンド・カンパニー

A.T. カー二-

ローランド・ベルガー

アーサー・D・リトル

PwC Strategy

アリックスパートナーズ

KPMG FAS(戦略部門)

アクセンチュア(戦略部門)

モニターデロイト(デロイトの戦略部門)

EYストラテジーアンドコンサル(戦略部門)

ドリームインキュベータ

コーポレイトディレクション

経営競争基盤

アビームコンサルティング(戦略部門)

日立コンサルティング(戦略部門)

ベイカレント・コンサルティング

NTTデータ経営研究所

P&Eディレクションズ

フロンティアマネジメント

エム・セオリー

YCP Solidiance

ジェネックスパートナーズ

上記以外にも複数

上記のファーム群は多くの企業でケース面接が課されるため、志望度が低い企業から順に受けていき、最も志望度が高いファームを受ける際には高い完成度に持っていくことを意識した。

今後の記事でどのような対策を行ったのかを記載していく。

ケース面接の個別指導も行っているので、興味のある方は以下をご確認いただきたい。

▶外資戦略コンサル内定率72%のケース対策コンサルティング

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