「2023年キャリアを変えて戦略コンサルに転職したい・・・」
「戦略コンサルには優秀な人がいる気がするけど、どんな人がいるのか・・・」
「そもそも自分は受かるのか?合格のレベル感ってどの程度か・・・」
2023年に圧倒的成長を考えている諸君、アニハセヨ。
2022年も終わりに近づき、来年のキャリアを考えているのではなかろうか?
転職するに当たって、戦略コンサル転職で失敗しなくない・・・!こんな人は多いだろう
今日はキリンが、戦略コンサルで”陥りがちな罠”を論じよう
総合コンサル・戦略コンサルにて、面接官経験も持つ。自身の転職活動ではMBB含む5社の戦略コンサルにて内定を獲得。趣味はサウナ。好きな女性のタイプは長澤まさみ
実際の戦略コンサルを応募時のステップに合わせて、説明していく
罠①|職務経歴書・履歴書で落ちる【書類選考】
書類選考・履歴書でサラっと落ちてしまう・・・こんなことは避けたい
具体的にはこんなケースが多い
a. 学歴が低い(MARCH以下など)
b. 年齢が上(35歳以上など)
c. 使っているエージェントが、そもそもコンサル転職専門でない
d. 職務経歴書・履歴書の内容が分かりにくい
こういった理由で落ちてしまう例をよく聞く。自分の準備した書類や、使っているエージェントをしっかり確かめよう。特に書類については、現役コンサルタントや、優秀なエージェントに添削してもらうことが肝要だ
学歴や年齢については、学歴至上主義の戦略コンサル業界においてはやむを得ないこともある。また、未経験者であれば、歳を重ねると書類が通りにくくなることもある
そんな際は、リファラル転職を活用するといい。あなたに優秀なコンサルのお友達がいれば、その方を経由して応募することで、書類が落ちる確率は大きく下がる
そう、あなたの人脈も合格に向けた財産の1つである
罠②|Webテストで落ちる【筆記試験】
書類選考を通った後に、あなたを待ち構えているのは筆記試験である
戦略コンサル選考において失敗する例は以下の通り
・ ファームによって問題形式が異なり準備が間に合わない
(玉手箱・判断数理・英語・・・)
・ 事業会社と同じ準備で受けたものの、戦略コンサルの方がボーダーラインが高く落ちる
上記含めて、Webテストで落ちる理由は、圧倒的な情報収集不足と準備不足に起因する。書類が通る適性がある場合、十分に勉強さえすれば戦略コンサルの筆記試験は必ず通る。
ただ、ケース面接など異なり、筆記試験はファームによって有無も含めて内容がバラバラな点は、非常に厄介である。特に英語が苦手で、英語が要求されるファームを受ける人は、早めから準備を進めよう
他記事においても、筆記試験についてまとめているので、参考にされたい
罠③|面接で落ちる【ケース面接・ビヘイビアー面接】
そのあとに、四天王の如く控えているのが面接である(勿論面接回数は4回とは限らない)
そう、コンサル特有のケース面接・ビヘイビアー面接である
ケース面接・ビヘイビアー面接で失敗する例としては
・ 事業会社の面接と同じノリ・テンションで受けて落ちる
・ 準備が不足にも関わらず、エージェントに言われたスケジュールで受けて落ちる
・ そもそも戦略コンサルを受ける理由が不明瞭でロジックが通っていない
ケース面接・ビヘイビアー面接を突破するためには、大学受験と同じ覚悟で準備をした方が良い。また、未経験者の場合は、自身で合格ラインをジャッジすることが出来ないため、知人のコンサルや模擬面接サービスなどを活用し、自身のレベルを図ることが肝要だ
ケース面接・ビヘイビアー面接いずれにおいても、やはり準備・対策が重要である。落ちている人の99%が準備不足といえる
逆にいうと、コンサルファームは”コンサルとして優秀か?”をもとに判断するため、事業会社でありがちな、”会社のカルチャーとの相性”などを見られることは、あまりない。(ビヘイビアー面接も、コンサルならではの志望動機や話し方の方法論がある)コンサル転職で1社の内定を取ることが出来ない人がいる一方、複数社内定を持つ人がいる理由はこのためだ
戦略コンサルの能力は先天的な地頭ではなく、後天的なスキルと知識から成り立っている
どうやったら合格できるか?の詳細は他記事で紹介したいと思う。イメージとしては、電車広告を見た際に、その企業の市場規模の計算式や、企業や業界の課題、打ち手の方向性がスラスラっと頭にイメージアップできる・・・このラインが合格最低水準だろう
また、最近は本面接の前に録画面接のあるファームも増えているため、気を付けよう
まとめ
少し景気の局面は変わりつつあるが、依然としてコンサル市場は成長産業である
過去に比べると採用人数も多いが、かといって合格ラインが下がったわけではない
圧倒的に準備・成長した上で、最高の2023年・その後のキャリアを築いていこうではないか
なお、戦略コンサル内定塾では、MBB含む外資系戦略コンサル出身者による外資戦略コンサル内定率72%のケース・ビヘイビアー面接個別指導も行っているので、興味のある方は以下をご確認頂きたい
日系大手を経て外資コンサル(戦略・実行支援)
外資コンサルにおいて、上流の戦略から実行支援まで幅広い経験を持つ。