最難関コンサルファームの傾向と対策【RB・ADL・Kearney】

面接対策中

「McKinsey・Bain・BCGの情報はあるけど、ほかのファームは分からない・・・」

「ローランド・ベルガーやカーニーも同じ対策で大丈夫なのかしら・・・」

「BCGの対策をすれば、他ファームも大体受かるのかしら・・・」

戦略コンサルに憧れて夜も眠れない諸君、こんばんみ。

MBBを第一志望に据えている皆さん、ほかのファームの準備状況はどうだろう?

本日は、あまり知られていない”MBB以外の最難関ファーム”に絞って、選考プロセスの概要と傾向・対策を語っていこう

キリン
キリン

総合コンサル・戦略コンサルにて、面接官経験も持つ。自身の転職活動ではMBB含む5社の戦略コンサルにて内定を獲得。尊敬する偉人はビスマルク

まず最初に、共通してこれらのファームに関しては、MBBと比較して難易度は変わらないという点を覚えよう。人材採用を厳選している傾向も強く、MBBには1社受かったけどKearneyには落ちた・・・という例はよくある

それでは、中途採用に関する各社毎の選考フローと特徴を説明していこう
(本内容は戦略コンサル内定塾のメンバーの経験談・ヒアリングに基づくので、最新の情報はエージェントや各ファームのセミナーを通じて必ず確認してほしい

A.T.Kearney

Kearney。そうカーニー。

MBBに少し影を潜めつつも、戦略コンサル業界の中では圧倒的な知名度とブランドを持つ

そんなカーニーの選考の特徴を伝えよう

 ・ 筆記試験

  ー 英語Versant

  ー 判断数理

 ・ ケース面接(2~3回程度)

  ー Behaviorを重視する傾向にある

  ー ケースはベーシックなフェルミから抽象ケースまで幅広い

 ・ そのほか特徴

  ー 土日選考あり

そう、英語の試験がある。英語のスピーキングテストVersantがある。詳細は以下をご覧いただきたいが、英語のスピーキングが全くできない場合、Kearneyは面接に進めないと思っていた方が良い

A.T.カーニー(Kearney)のwebテスト・筆記試験の突破方法の徹底解説
A.T.カーニーのwebテスト・筆記試験対策について知りたい方。本記事では、A.T.カーニーのwebテストの概要から具体的な対策、突破方法まで、現役の外資系戦略コンサルが詳細に解説します、

そしてケース面接だが、ベーシックな内容から抽象ケースまで幅広く出題される可能性がある点を押さえよう
抽象ケースの例は以下の通り

 ・ ”ハマる”の定義とは?

 ・ 50年後のコンサル業界は?

上記以外にも色々な例があるが、ほかのファームでは出題されないようなお題が面接官によっては出題される

ベーシックなフェルミ・ケースの対策を講じた後、Kearney用の対策を行うことをオススメする

Roland Berger

ローランド・ベルガー。いつも思うが、名前がカッコ良い。

Kearneyなどに並び少数精鋭で、製造業に強い戦略ファームという印象が強い

 ・ 筆記試験

  ー おそらく無し

 ・ ケース面接(3~4回程度)

  ー 本面接の前に録画面接による選考あり

  ー ベーシックな問題に加えて、コスト削減・新規事業・抽象ケースまで出題される

 ・ そのほか特徴

  ー 平日のみで、面接可能な時間が朝~夕方なため、日程調整に苦戦することも

録画面接については、事前にエージェントなどに相談して、しっかり対策して挑もう

本面接については、ローランド・ベルガーは面接回数が多い点が特徴であり、根気強く進め必要がある

また、出題されるテーマがバラエティに富んでいる
(以下は一例)

 ・ 交通事故を減らすには?

 ・ 中国でのXXサービスの新規事業のアイディアは?

 ・ コールセンターの人員削減するためには?

面接官にもよるが、ディスカッションのスピードが早いのが印象的である。とても優秀な方が多いと思う一方、受験者にとっては厳しい戦いを強いられる

他ファームも同様だが、優秀なコンサル出身者・現役コンサルや転職エージェントとの徹底的な模擬面接が必要であろう

Arthur D Little

アーサー・D・リトル。世界最古の戦略コンサルファームとして、根強い人気がある

もともと理系出身者が多いイメージだが、最近はそうでも無さそうである

・ 筆記試験

  ー おそらく無し

 ・ ケース面接(3~5回程度)

  ー 本面接のみ。各面接の結果によって、全体回数は変動する

  ー ベーシックなフェルミ推定やケースが多いが、テーマがニッチなことも

本面接については、RB同様に面接回数が多い点が特徴である

出題されるテーマが、ややニッチな点が特徴的である
(以下は一例)

 ・ 東京都のハンガーの数は?

 ・ 害虫駆除系製造メーカーに関する成長戦略は?

面接官にもよるが、準備時間は長めに与えられて、じっくり検討してディスカッションという流れが多い傾向にある

ベーシックな問題も出題される中、”よく出る問題”も多数あるため、ぜひ過去問を見ながら対策を練っていただきたい

まとめ

本日はMBB以外の戦略コンサルファームの一部について、簡単な特徴をお伝えした

最後にお伝えしたいことは、これらのファームに共通して

MBB以外のファームこそ、ビヘイビアー面接に要注意である

”MBBではなく何故弊社を受けたの?”という問いに答えられないと、これらのファームは受からない。セミナーなどに参加して情報をインプットし、十分に対策を練っていこう

なお、戦略コンサル内定塾では、MBB含む外資系戦略コンサル出身者による外資戦略コンサル内定率72%のケース・ビヘイビアー面接個別指導も行っているので、興味のある方は以下をご確認頂きたい

https://www.career-dev.com/course/
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