「フェルミ推定の対策に使えるオススメ本を知りたい」
「外資系戦略コンサルティングファームの選考を突破するにあたり、最適なフェルミ推定の対策本を知りたい」
「フェルミ推定を完璧にパターン化し、どんな問題がきても答えられるような実力を身につけたい」
ワガママ・ボディな皆さま、ごきげんよう。
このブログでは、外資系戦略トップ3(マッキンゼー、BCG、ベイン)をはじめとして、著名戦略コンサルティングファーム、ファンド総計10社の内定を獲得した著者が、皆さんの戦略コンサル内定に役立つ有料級の情報をドンドコ発信する。
1位 フェルミ推定のおすすめ本:現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート
栄えあるフェルミ推定のオススメ本第1位は「現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート」。
賛否両論ある「現役東大生が書いた~」シリーズであるが、このフェルミ推定本については初心者から上級者まで含めて文句なくオススメできる本である。
本書の素晴らしい点は、本書のPART1、PART2をこなすだけでも、マッキンゼー、BCG、ベインなどのトップ戦略コンサルファーム含め、フェルミ推定・市場規模推定系の問題を解くために必要な定石は全て網羅できる、という点にある。
PART1 1000問解いてみてわかった!フェルミ推定6つのパターンと5つのステップ
(フェルミ推定の基本体系;フェルミ推定の基本5ステップ)
PART2 6+1パターン15問のコア問題で、地頭を効率的に鍛える!
具体的には、本書では全ての問題をストック問題とフロー問題に分類し、それぞれに対して取り得るアプローチを体系化していることから、どのようなフェルミ推定の問題が出題されてもシステマチックに瞬時に解答の道筋を描くスキルを身に着けることができるのだ。
ただし、一点注意いただきたいのは、本書以外のどのフェルミ推定本にも共通して言えることであるが、解答のセグメント分け(年齢や性別など)の種類が多すぎて、計算量が多くなっているため、面接でそのまま用いると制限時間内に解き切ることが難しくなってしまうという点である。
たとえば、トップ戦略ファームのベイン・アンド・カンパニーの面接では、フェルミ推定系の問題は3分程度で数値まで含めて算出することを求められる。
その場合、本書のセグメント分けをそのまま使うと、本番では明らかに時間不足になってしまうため、セグメントは2つ~3つまでに絞った上でまずは制限時間の中で大雑把な推定数値を算出することを強く推奨する。
その上で、「さらに推定精度を上げるには」と求められた場合に、本書で示しているような詳細のセグメント分けを行えばよいのだ。
2位 おすすめ本:過去問で鍛える地頭力
フェルミ推定のオススメ本第2位は「過去問で鍛える地頭力」。
本書の一番の利点は、外資系戦略コンサルティングファーム出身のコンサルタントが、実際に外資系コンサルファームで出題されたフェルミ推定の問題・解答の解説を行っているという点である。
具体的には、本書の著者はアクセンチュア戦略グループ出身の大石哲之さんであり、大石さんが複数の現役外資系戦略コンサルタントの方とディスカッションしながら書き下ろしているため、問題内容・解答ともに質が高いものとなっている。
ただし、問題がパターン化されているわけではなく、本書の問題を全て解けば、どのような問題が来ても解答できる、という状態にはならないため、まず「現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート」を実施し、頭に「解答に至るための地図」を構築した後に本書を面接の過去問演習として利用することをオススメする。
3位 おすすめ本:就職活動対策シリーズ ― フェルミ推定の教科書
フェルミ推定のオススメ本第3位は「就職活動対策シリーズ フェルミ推定の教科書」。
本書の利点は、豊富な演習問題がこなせるという点に加えて、Kindle unlimitedで無料で読むことができる、という点である。
Kindle unlimitedは最初の30日間は完全無料で利用することができる(以下のリンクをご参照)。
本書は第3章の演習問題のみを行えば十分なので、無料登録期間中に十分読み切れてしまう分量である。(30日以内に登録を解除すれば、完全に無料で読むことができる)
フェルミ推定は定石をおさえた上で、問題演習量をこなすことが上達の一番の近道になるため、このように無料で利用できる質の高い演習本を数を多くこなすことが重要である。
特に、本書に着手する際には、「紙とペンを使わずに暗算し、頭の中だけで数字まで出せるように練習する」と非常に力がつく。
4位 おすすめ本:戦略コンサルティング・ファームの面接試験
フェルミ推定のオススメ本第4位は「戦略コンサルティング・ファームの面接試験」である。
本書の特長・利点は以下の通り。
・面接官と受験者の会話の形式で解説が行われるため、実際の面接の雰囲気を掴んだり、面接官からの圧迫面接も含む質問のパターンを学ぶことができる。
・実際の面接の中で、「マーケットサイジング(フェルミ推定)」がどのように出題され、どのように他のケース問題につながっていくのかを掴むことができる
・ハーバード大学の就職課で20年以上にわたりトップ戦略コンサルファーム志望者を支援していた著者が書き下ろしている。
フェルミ推定の対策だけでは戦略コンサルファームの面接を突破することはできないため、フェルミ推定についてはかなり完成度が高くなった段階にて、本書に着手し、フェルミ推定だけでなく応用的な売上拡大や利益拡大、新規市場参入やM&A検討などのケースにも対応できるようにしていくと良いだろう。
5位 おすすめ本:まんがでわかる 地頭力を鍛える
フェルミ推定のオススメ本第5位は「まんがでわかる 地頭力を鍛える」。
本書の利点は
・マンガのため、短時間で読み切ることが可能なことに加え、絵があることで記憶が定着しやすい。
・フェルミ推定の考え方を実業務でどのように活かしていけるかを学ぶことができる
という点である。
本書は国内のフェルミ推定系書籍の第一人者である「細谷功」さんが記載した「地頭力を鍛える」という書籍をマンガで書き下ろしたものになる。
面接対策としては購入する必要はないが、「フェルミ推定を身に着けると、実業務にどのように活かせるのか」という点について興味があったり、フェルミ推定を身に着けることへのモチベーションを高めたい方は一度手に取ってみるとよいだろう。
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全員が外資戦略コンサル出身のコミュニティ。現在はパンダ・ウサギ・キリンの3名がコアメンバー。