「美容外科医になろうと思ったけど、まずは形成外科に行くべきなのかな?」
「形成外科医のスキルがどのように美容外科に活きてくるんだろうか?」
「美容外科医をやる上で、なぜ形成外科専門医が必要なんだろうか?」
こんな疑問を抱いているのではないだろうか?
そして、その疑問を解決してくれる情報源がなく困っていないだろうか?
このような疑問に論理的かつ直接的に回答している情報源は現在(2023年4月25日)は存在していないように思う。
そこでこのような疑問を解決できるように、我々美容ポリクリメンバーで独自の調査・分析を実施の上でこの記事を執筆した。(監修者は以下)
医師兼会社経営
地方国立医学部⇒初期研修⇒後期研修⇒外資系戦略コンサルティングファーム勤務⇒起業
我々の結論としては、「美容外科医になる上で形成外科専門医は必須ではないが、自分のキャリアプランをしっかりと考えた上で決断するのが良い」というものになる。
結論よりもむしろ、様々な事実を整理しているので、それを元に読者諸君がそれぞれで判断する材料としていただければ幸いである。
そもそも形成外科とは
概要
シンプルに言うと、基本的には「皮膚と骨までの間」を診て、手術により見た目をマイナスから正常に戻す外科。外科の中でも、細かい作業が多い。
形成外科医は皮膚の扱い方、メスの使い方、縫合の仕方など一般の外科医よりも高い技術を持っていることが多い。
扱う疾患
- 顔面骨骨折(+手骨折)
- 他の外科手術後の再建手術(乳房等)
- 皮膚・皮下腫瘍
- 傷痕
- 体表面の先天異常
- 熱傷
より詳細が気になる方は、日本形成外科学会(https://jsprs.or.jp/general/disease/)を参照いただきたい。
実際の手術概要
美容外科との関連性も高いと考えられる、顔面骨の手術、乳房の再建手術について以下のサイトを見ていただくと良いだろう。
顔面骨骨折について(順天堂大学医学部附属浦安病院)
乳房再建手術について(東京医科大学病院)
具体的な手術事例
- 交通事故で鼻の骨を骨折してしまった少年に対して、鼻骨折を手術で治療した。
- 怪我をして、皮膚がえぐれるような傷を負ってしまった。それに対して、縫合をして傷が目立たないように施術した。
- 乳がんになった為、片方の胸を切除した方に対して、周りの組織を持ってきて胸を形成する施術をした。(乳房再建)
- ひどい火傷を負ったことで、皮膚が壊死してしまった。その部分に皮膚を移植する施術をした。
- 生まれつき唇が割れた状態で生まれてきた子供の、唇を形成する施術をした。(口唇裂)
- 糖尿病が悪化し、足が壊死してしまった方の、足を再建する施術をした。
形成外科専門医とは
概要
2年間の初期臨床研修終了後、形成外科領域全てに関して、定められた研修カリキュラムにより4年以上の専門医研修を修め、資格試験に合格することで専門医として認定された医師です。
日本形成外科学会
傷や変形をきれいに治すことを主な目的とし、顔や手足など身体表面の、ケガ、顔面骨折、やけど、あざ、腫瘍、先天異常、皮膚潰瘍、がんの切除・再建、乳房再建および美容医療、などについて専門的な知識と診療技術を持ち、これらの領域に関して適切に対応する診療を行い、必要に応じて他領域の専門医と共同して治療を行う能力を備えた医師です。
取得する要件
①初期研修終了後に、定められた研修プログラムの下で4年間の研修を受ける
②上記の後、資格試験(ペーパーテスト+手術の症例提示)に合格する
国内の形成外科専門医の数
2,726名(2019年4月)
日本形成外科学会
形成外科医の持つ知識・技術
知識としては、「解剖」に対する深い理解というのが挙げられる。
顔面骨骨折の治療の際などに、皮膚の下を開いて見ているので、動脈・神経の位置・走行といった解剖を熟知している。
技術としては、「細かい作業」の熟練度が高いというのが挙げられる。
再建手術等で血管・腱を扱ったり、体表を綺麗に縫う修練を繰り返し積んでいる。
最も美容外科に活きてくる部分としては、縫合技術、リカバリー(ケロイド修正等)に熟練しているという点が挙げられる。
形成外科と美容外科の違い
美容外科とは
美容外科とは二重術、鼻整形、豊胸、脂肪吸引のような外見をより良くする為の手術を行う診療科である。形成外科との比較で言えば、「保険診療ではなく自費診療である」という点が大きな違いとなっている。保険診療はマイナスをゼロに戻す医療と言われることがあり、自費診療はゼロをプラスにする医療とも比喩される。
対象とする疾患の違い
形成外科のサブスペシャリティに美容外科が存在していることから「形成外科の中に美容外科が含有されている」という言い方もできる。
しかし、厳密には正しくない。というのは、形成外科専門医を取得した後に、サブスペシャリティとして美容外科を選んでいなければ、鼻整形や豊胸等の施術を経験しないことがある為である。
こちらは余談ではあるが、神戸大学のみ「美容外科」という医局?があるらしい。
美容外科の施術とは
- 顔
- 目元
- 鼻
- 輪郭
- 胸
- 豊胸
- 腹
- 脂肪吸引
- 骨盤
- 婦人科形成
所属できる学会
日本美容外科学会(JSAPS)
Japan Society of Aesthetic Plastic Surgeryの略でJSAPS。
入会という点では、特徴として「形成外科専門医のみ」が会員になれる学会である。
専門医取得という点では、この学会が認定するJSAPS専門医は非常に厳しい基準となっており、日本で150名しかいない(2023年2月16日現在)
(出所)日本美容外科学会JSAPS(https://www.jsaps.com/profile/specialist/)
日本美容外科学会(JSAS)
Japan Society of Aesthetic Surgeryの略でJSAS。
入会という点では、入会要件は次の2つ。
(1)日本の医師免許を有すること
(2)日本美容外科学会会員2名以上の推薦状を有すること
つまり、普通に美容外科に入職すればこちらの学会に入会することは難しくはない。
会員数は、1,248名(2022年3月1日)
(出所)日本美容外科学会JSAS(http://www.jsas.or.jp/contents/history.html)
専門医取得という点では、初期研修終了後、所定のプログラムの下、5年間の研修を受けた後、資格試験(筆記試験+口頭試問)に合格することで取得できる。
ビジネス的な側面
形成外科は基本的に保険診療であり、美容外科は自費診療。
自費診療とは、つまり他のビジネスと同様のシステムになります。ゆえに、「診断・治療の前段階である集客という部分を自分もしくはクリニック全体として実施する必要がある」という点が大きな違いの一つとなる。
形成外科専門医を取得した場合
形成外科のスキルがどのように美容外科に役立つのか
知識、技術、経験(社会人経験含む)が身に付いている
知識として、解剖を熟知していることにより、血管や神経を損傷するリスクが低い。
技術として、針の扱い方、注射という手技を繰り返し鍛錬してきているため、美容外科1年目から手技のレベルが高いことが多い。
経験として、社会人経験があることで、一般常識を身に付けている可能性が高い。研修医と異なり、自分でメインの責任を負って患者を診ている等の背景もある。
知識、技術、経験が身に付いている理由としては、以下のような理由が挙げられる。
- 最低4年間、一定の基準を満たした病院の専門医プログラムの元研鑽を積んでいるから
- 病院でのカンファレンスが充実しており、上級医等からのフィードバックを受けながら成長できるから
- 学会等の学術経験を一定積んでいるから
大学病院は「教育」・臨床・研究の施設であり、サポートの元手技を伝授してもらっている
これは研修医上がりで美容外科医になる場合と比較した際に、非常に重要な観点である。
- 中規模~大学病院=若手に教えることも仕事の内。ある種医療全体の発展を目指す。
- 美容業界=若手に教えることが難しい。≒若手は練習を積みにくい。(特に難易度の高い手術)あくまで大学等との比較になるが、自由診療の為ビジネスと構造としては同じ。大義は当然あるが、企業が母体となっていることも多く、「儲ける」ことが目的となりがちである。
上記のような、構造的な違いがある為、基本的に教育に対する意識が異なる。(※全てのクリニックに言えるわけではない)
形成外科専門医がなければ難しい施術とその根拠
大きくは3つある。
①鼻手術における傷口の縫合+リカバリー
根拠としては、傷口を綺麗に縫合する技術の上手さは、<経験量>×<経験の質>で決まる。その上で、形成外科では、<量>が多く、及び<教えるDrのレベル・及び環境(質)>が良いので、美容外科だけでは到達し難いレベルに到達できるからだ。
②全手術におけるリカバリー
こちらの根拠も①と同様である。
③顔面骨の骨切り術。具体的には、エラ削り、頬骨削り、顎削り。
根拠としては、次の3点がある。
①出血量が多くなるケースが多い(それに伴い、事前に出血に備えて自己血保存が必要になることがある)
②特別な麻酔が必要になる。低血圧麻酔と言い、術中の出血が少なくなるように行う
③血管・神経損傷リスクが高い
我々の形成外科医へのインタビュー調査によれば、顔の骨切りに関しては、形成外科専門医取得後にサブスペシャリティとして「日本頭蓋顎顔面外科学会専門医」を取得したり、顔面骨の経験をより積んでいないと、手を付けるのが怖い・難しいとのことであった。
ちなみに、こちらリサーチを実施する前の私の予想としては、豊胸、脂肪吸引も難易度が高く形成外科経験がばければ難しいと想定していたが、実際は形成外科経験はほとんど関係ないだろう、とのことであった。
JSAPSに入会する権利を得られる
先述したように、JSAPSは形成外科専門医を取得していることが、入会の要件となっている。
「形成外科専門医」「JSAPS専門医」を標榜することが可能になる
美容外科医は、保険診療ではなく自由診療となる為、「集客」も重要となる。
その際に、簡単に模倣されない「形成外科専門医」という資格は、経営戦略論的に捉えれば競争優位性を構築することができるので有利と言える。
現在美容外科医の中で形成外科専門医を持っている割合
こちらは正確な情報がなく恐縮だが、「整形界の主」様が5つ程度のクリニックを抽出の上、各クリニックの形成外科専門医の数を算出し、概算してくださっている。
それによると、以下のような数値となっている。
約20%程度と推定される(2021年)
【初心者向け】二重整形の医師選び方法〜形成外科専門医が何割いるか調べてみた(整形界の主)
様々な形で美容外科診療に携われる可能性がある
形成外科で研修中の先生が、週末バイトで美容外科で働くというケースもあるようである。徐々に美容外科に軸足を移していくような形である。
少し異例なのかもしれないが、著明なドラゴン細井先生は形成外科レジデントの時に、「週4はがん研有明病院、週3東京美容外科で勤務されていた」とのことだ。
美容外科医としての成功が約束されるわけではない
形成外科専門医を取得し、美容外科となった場合、その後のキャリアは自分で考えていかなければいけない。
語弊を恐れず言えば、形成外科専門医は筋トレによって、身体作りがしっかりされている。一方で研修医上がりの場合は、筋肉がほとんどない。当然基本となる筋肉がある方が、どのスポーツをする上でも有利である。例えば、ハンマー投げの室伏選手が、他の競技を始めたとして、最初から一般の人がその競技を始めた場合より圧倒的に上手いだろう。
しかし、だからと言って、必ず成功できるわけではない。
医師から見た際に勉強してきた証明となる
これまで見てきていただいたように、専門医を取得するプロセスというのは結構大変である。
ゆえに、一定の勉強、研鑽を積んできたことを証明することになる。
一般の人には分からないかもしれないが、医師同士であれば専門医取得の大変さは理解しているはずなので、一定の証明となり得るのは理解しやすいだろう。
取得するメリット・デメリットまとめ
形成外科専門医を取得しなかった場合
ここで再確認ではあるが、初期研修医を修了していれば、3年目からすぐに美容外科医となることが可能である。
若い段階からお金・時間のゆとりができる
20代で、多くのお金を稼ぐことが可能となる。具体的には、26歳の段階で年収2,000万円に到達することができる。
時間に関しても、中央値的にではあるが、医局に所属する場合と比較し、圧倒的に自由な時間は多い。
最初の1~3年程度は知識・技術等が形成外科専門医と比較して弱い
こちらは当たり前ではあるが、形成外科専門医を取得している場合、4年程度かけて解剖的知識や、切開・縫合等の手技を研鑽している為、それと比較すると知識・技術レベルが弱い。
また、教科書等で解剖を学ぶことは可能ではあるが、実際に手術の中で開いて見ている形成外科医と比較すると弱いのは理解できるだろう。
一方で、技術という観点での「手の器用さ」は、東京美容外科の麻生先生もおっしゃっているが、「形成外科医でなくとも身に付けられるスキル」である。
美容外科経験のみでは、身に付けることがほぼ不可能な技術が存在している
(こちらはクリニックや教えてくれる人によっては、必ずしも当てはまらないことに注意)
これは形成外科専門医取得後に美容外科医となった複数の先生にインタビューすることで得た情報となっている。
以下の手技に関しては、教えられるレベルにいる先生や、そもそも症例数が少ない、ということもあり、現状においては形成外科で身に付けておかなければ、身に付けるのが難しい。
- 鼻手術の傷口の縫合(そもそも傷口を目立たないように縫合できる必要がある。さらには、縫合後に肥厚性瘢痕となった場合のリカバリー技術が必要)
- その他手術後のリカバリー
こちらは素人意見で恐縮ではあるが、今後美容外科クリニックが、指導体制を整えていくことができれば、美容外科のみでも取得可能になっていくのかもしれない。
入職・転職できないクリニックがある
一部のクリニックは募集要件として、「形成外科専門医を取得していること」と明言している。
一例としては、東京美容外科、高須クリニック等が挙げられる。
※東京美容外科に関しては、形成外科専門医を取得している or 美容外科経験5年以上と麻生統括院長の発言があった。
形成外科専門医を持つ医師から批判を受けてしまうことがある
こちらは耳にしたことが多いのではないだろうか?
YouTubeを含むネット上や、リアルな場でもこのような現状は一定存在している。
一方で、我々の見解では、適切ではない批判の仕方も一定存在しているように思う。
情報リテラシーの高い顧客に選ばれにくいケースがある
一部の美容に詳しい層であったり、事前に入念なリサーチを実施する層においては、「どうやら形成外科専門医を持っている医師が良いらしい」という情報を仕入れ、形成外科専門医を持っていない先生を選ばないようにする、というケースがある。
漠然とした後ろめたさを感じる
我々の美容外科医へのインタビューによると、漠然とした後ろめたさを感じている美容外科医が一定数存在しており、その後ろめたさを具体化すると以下の2点が浮かび上がってきた。
①形成外科を取得した、ベテランのDrが「形成外科を持っていない美容外科医はダメだ」等の発言をしているから
②専門医を取るのが「普通」であるという価値観で教育を受けてきており、その専門医を取得していないから
取得しないメリット・デメリットまとめ
(参考)海外の現状
「海外においては、どのようなシステムになっているのだろうか?」
と気になったので、アメリカ、イギリス、韓国という主要な3国について、リサーチを実施したのでまとめておく。
アメリカ
アメリカ美容外科学会の引用を参照いただくと、次の2点が明らかになる。
①アメリカで米国美容外科学会の認定を受けた美容外科医は、3~5年の専門医研修を受けた後、300個以上の美容外科手術経験があり、一定の腕を担保されている。
②医師免許があれば、美容外科手術が可能。(日本と同様)
詳細も知りたい方は、以下の引用も読んでみていただくと良いだろう。
こちらの図は、米国美容外科学会の認定を受けるまでのプロセスを図解してくれている。
米国美容外科学会(American Board of Cosmetic Surgery)の認定を受けた外科医は、1年間の米国美容外科学会認定トレーニングを修了し、美容外科の専門家として活動します。このトレーニングの間、顔、胸、体のすべての美容外科手術と非外科的美容治療について徹底したトレーニングを受け、最低300の個別の美容外科手術を行います。このトレーニングは、関連分野の3~5年のレジデンシー・プログラムの修了の後に行われます。
免許を持った医師であれば、どのように美容外科のトレーニングを受けたかに関わらず、合法的に美容外科手術を行うことができるため、美容外科医を選ぶ際には、よく調べることが非常に重要です。特定の美容整形手術に最も適した医師を見つけるには、その特定の美容整形手術に関して、医師の総合的な(研修医と研修医後の)トレーニング、経験、証明された能力を比較する必要がある。
「COSMETIC SURGERY VS. PLASTIC SURGERY」 アメリカ美容外科学会(ABCS:American Board of Cosmetic Surgery)
イギリス
イギリスも以下の引用を参照すると、ほぼ日本と同様のシステムであることが分かる。
Plastic surgeons complete an approved and accredited residency training program in plastic and reconstructive surgery under the NHS. This programme covers a wide range of surgical procedures, incuding treatment for burn victims, reconstruction of deformities (for example, cleft lip), or breast reconstruction after cancer. It also includes aesthetic procedures such as lipsuction and face lifts.
(和訳)形成外科医は、NHSの下で形成・再建外科の認定された研修プログラムを修了します。 このプログラムでは、火傷患者の治療、奇形(唇裂など)の再建、がん後の乳房再建など、幅広い外科的処置があります。 また、脂肪吸引やフェイスリフトなどの美容整形も含まれます。
By contrast, any licensed physician (for example, ENT surgeons, dermatologists, GPs, ophthalmologists, general surgeons, and plastic surgeons) can train in and offer cosmetic surgery. It is important to note that cosmetic surgery is not, at present, an individual specialty in the UK, and there is no specialist register.
(和訳)一方、医師免許を持つ者(例えば、耳鼻咽喉科医、皮膚科医、開業医、眼科医、一般外科医、形成外科医)であれば、美容外科の研修を受ければ手術を行うことができる。 イギリスでは、美容外科は現在のところ、個別の専門分野ではなく、専門医登録もないことに注意が必要です。
「Cosmetic versus Plastic Surgery」British Association of Body Sculpting | UK Liposuction Surgeons
韓国
結論としては、日本と同様のシステムである。
こちらのブログが、韓国の専門医制度の現状について詳細に解説してくれています。
「美容整形外科、専門医と非専門医の区別方法」ABOUT MEDICAL
また、「韓国では形成外科医のほとんどが美容外科医になる」とのことである。(「韓国が美容外科分野で発展したのはなぜか?」coFFee doctors)
まとめ
美容外科と一言で言っても、様々な施術があり、難易度も簡単なものから難しいものまで幅広くある。そもそも、全ての施術を一括りにして議論することは適切ではない。
自分の得意な領域のプロフェッショナルになれば、ある意味では専門医は関係ないだろう。
例えばQBハウスの美容師に、「パーマ、カラーが下手なのに、髪を切るなんてあり得ない!」とは言わないだろう。
参考資料
この記事では、可能な限り論理的、つまり客観性を重視して記載することを心がけた。
その上で、形成外科専門医をお持ちのDr、現役の美容外科Dr等のご意見というのは非常に重要だと考える。ただしあくまで、「N数=1」ということで、統計学的には強いエビデンスではないことには留意が必要である。
この記事を作成するにあたって、直接的に記事の内容に影響せずとも拝見させていただいた動画になるので、以下に引用したことを証明する為に記載させていただく。読者の諸君は、興味がある動画は見ていただくと良いだろう。YouTube上にあるであろう有用な動画は全て引用できているはずなので、安心して欲しい(2023年2月現在)
形成外科とは
形成外科専門医でつかはらクリニック院長の塚原孝浩先生。日本美容医療協会、日本医学脱毛学会の理事もされている。
形成外科専門医、JSAPS専門医、麻酔科標榜医で八事石坂クリニックの大口春雄先生。
形成外科と美容外科の違い
JSAPS専門医の大口春雄先生が、「JSAPS」と「JSAS」の違い、について解説してくださっている。
形成外科専門医を取得した場合
JSAPS、JSASの両方に所属されているジェントル先生が中立的に解説されている。
形成外科専門医を取得しない場合
医師兼会社経営
地方国立医学部⇒初期研修⇒後期研修⇒外資系戦略コンサルティングファーム勤務⇒起業
コメント